性器以外の性感染症
- ドクター林
- 2020年10月22日
- 読了時間: 1分
こんにちは、ファイトクリニックのドクター林です。本日のテーマは「性器以外の性感染症」です。みなさんの中には、性感染症はペニスや膣といった性器にのみ感染すると思い込んでいる人もおられると思います。しかし、オーラルセックスが普通に行われるようになったため、口やのどに性感染症の原因菌が棲みついてしまうことは少なくありません。なかには、体の中の臓器に棲みつくこともあるのです。注意しましょう。
梅毒が肛門に感染した場合、症状が乏しく、自覚しにくいことがわかっています。血液検査では梅毒の疑いがあるのに、性器を調べてもわからず、あれこれ調べたところ、肛門にびらんがあり本人は切れ痔だと思い込んでいたケースも報告されています。
淋菌ののどの感染はいまや珍しくありませんが、最近は肛門を使った性的行為が増えているせいか、淋菌が
直腸で見つかることもあるようです。
腹痛やしぶり腹を訴えた男性が肛門痛も口にしたため調べたところ、淋菌による直腸炎が見つかったケースもあります。
病院に行ってもわからない、という病気の中にはこうした思わぬ場所に感染した性感染症が潜んでいるのかもしれません。
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